課題名 | 深耕後の土壌管理が土壌の物理性と作物生育に及ぼす影響(109) |
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課題番号 | 1993000094 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
土壌肥料・土壌改良研(土壌改良班) |
研究期間 | 継H02~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | 深耕(20cm)を行った跡の圃場で、機械走行を伴わない人力作業による不耕起播種で麦ー大豆を計4作を行った区では、粗孔隙の減少が少なく、畑作物の生育に必要な下限とされる10%程度を深さ15cmまで維持した。しかし、トラクタ装着の不耕起播種機で作業した区では5%程度に減少した。圃場において、直径30cmの試料サイズで土壌の透水性と粗孔隙量を評価できるディスクパーミアメータを試作した。不耕起栽培区の吸水度(Sorptivity)は透水性のよい黒ボク土と同程度であった。また、収量は、完全な表層施肥のために利用率が低い人力不耕起播種区がやや劣ったが、ロータリ耕区、機械による不耕起播種区とも同等の収量であった。 |
カテゴリ | 肥料 管理技術 診断技術 施肥 大豆 土壌環境 播種 不耕起栽培 |