課題名 | 地域的土地利用調整の方法に関する研究(241) |
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課題番号 | 1993000222 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
農業計画・土地利用研(土地利班) |
研究期間 | 継H04~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | 水田小作料は全国的に低下傾向にあるものの、依然実勢小作料水準は農業採算を反映した標準小作料の120%の水準にあり、とりわけ純農業地帯での両者の格差が著しい。また、「米生産費調査」では地代の対所得率は40%に達しており、小作料低下が米収益性の悪化をある程度反映しているとはいえ、地代負担は軽減されていない。平坦水田地帯の事例調査(茨城県利根下流F、I町)では、標準小作料2-3万円のところで実勢小作料4万円に留まっている。兼業・高齢化は進展しているが、省力機械化や作業受委託により農地流動化率も5%前後と低く、他方で農地価格の上昇で転用期待が高まり、大規模水田作経営形成のための団地的農地集積は困難である。 |
カテゴリ | 機械化 経営管理 水田 |