食品中の食物繊維と消化性炭水化物の系統的分析法の開発

課題名 食品中の食物繊維と消化性炭水化物の系統的分析法の開発
課題番号 1993003619
研究機関名 食品総合研究所(食総研)
研究分担 分析評価・状態分析研
研究期間 単H04~H04
年度 1993
摘要 食品成分表の炭水化物の糖質は「差し引き」によって算出されているが、他の一般成分の測定の誤差が集積される等、問題のある項目である。食物繊維の成分表が公表されたことを機会に糖質を実測の測定値にかえる方向を目指すため、系統的分析法として、酵素重量法(Prosky変法)で不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を測定し、エタノールで沈澱させた食物繊維を濾取した時の濾液中の糖類を消化性炭水化物としてパルストアンペロメトリー検出器を用いるHPLCで直接分離定量する方法を検討した。小麦大ブスマ(脱脂)、小ブスマ、大豆(脱脂)、コンブ茶、マコンブ、ニンジン(脱脂)の各試料を分析したところ、消化性炭水化物の定量が可能であった。タンパク質、(脂質)、食物繊維、消化性炭水化物および灰分の合計は、90~100%となり、新分析法として提案できることが示唆された。
カテゴリ 小麦 大豆 にんじん 評価基準 評価法

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる