穀実粒形変動の数値化手法の開発(51)

課題名 穀実粒形変動の数値化手法の開発(51)
課題番号 1993003639
研究機関名 食品総合研究所(食総研)
研究分担 分析評価・品質情報研
研究期間 継H03~H05
年度 1993
摘要 小麦穀実断面は複雑な形状であり、断面の輪郭を重心を原点とする極座標系で表現すると一価関数にならないため、米について開発された粒形数値化手法は適用不可能である。そこで今年度は全曲率関数及びこれから導かれる関数を用いた数値化を検討した。輪郭上にほぼ等間隔に点をとり、これを折れ線で結んだ線図形を数値化の対象とする。各点の座標から偏角θ(各折れ線とX軸のなす角)を折れ線上の任意の一点からの長さsの関数として表現した全曲率関数θ(s)を求める。全曲率関数及びこれから導かれる関数をフーリエ変換により三角関数の和に展開し、フーリエ係数を輪郭パラメータとして逆変換により元の折れ線図形の再現可能性を検討した。全曲率関数は両端の値が異なるため、フーリエ級数は両端付近でもとの関数と大きな誤差を生じ、もとの図形の正確な復元は不可能である。θ(s)のcos、sinをそれぞれ実数部、虚数部とする複素関数はフーリエ級数による正確な展開が可能である。もとの図形に長さ一定の線分からなる折れ線図形を用いた場合、離散フーリエ変換が適用でき、得られたフーリエ係数から逆変換によりもとの図形が復元可能である。フーリエ係数の低域部分の部分集合(フーリエ記述子)を用いることにより、少数個のパラメータでもとの図形が近似的に表現できる。
カテゴリ 小麦 なす 評価法

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