課題名 | 生理活性を有する有機資材の開発(34) |
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課題番号 | 1993000551 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境資源・土壌有機研 |
研究期間 | 継H04~H10 |
年度 | 1993 |
摘要 | 生態系調和型農業において畜産廃棄物等有機物の利用をさらに積極的に促進するために、根発達促進機能等高付加価値を有する有機資材を開発する。本年度は、各種畜産廃棄物を主原料とする有機資材の根発達促進機能を検討した。醗酵時期の異なる豚ぷん堆肥、乾燥豚ぷん、乾燥鶏ふん、牛ふん堆肥、バーク堆肥を供試し、水抽出、エタノール抽出、酢酸エチル抽出画分を得、それぞれの画分の、10、100、1000、5000ppmの濃度での根伸長促進活性をチンゲンサイを検定植物として求めた。供試した資材によって、根伸長促進活性を示すものと示さないものがあった。水抽出画分の促進活性は、無機塩類による可能性があるが、エタノール、酢酸エチル抽出画分の活性は、生理活性物質によると考えられた。 |
カテゴリ | 乾燥 高付加価値 栽培技術 チンゲンサイ 鶏 豚 |