課題名 | 桑樹の有用成分の検索と評価(10) |
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課題番号 | 1993002250 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
畑地利用・流通利用研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | 桑樹のもつ生理活性物質その他の有用成分を検索するため、4年度は桑2品種を供試し、桑葉と桑条皮中のルチン、ケルセチン及びフェノール酸含量を調べた。その結果、桑葉は血圧降下等の薬理作用があるとされるルチンが多く含まれ(40~50mg/新鮮物100g)、そば普通種の茎葉にほぼ匹敵しており、機能性の面からみて有望な特性を有していることがわかった。しかし、坑酸化物質とされるケルセチン及びフェノール酸含量は、桑葉、桑条皮ともに極めて少なかった。5年度は桑椹及び起源の異なる桑品種を供試し、桑椹、桑根皮中のルチン、ケルセチンおよびフェノール酸含量を調査するほか、桑椹の色素成分を検討する。 |
カテゴリ | 加工 機能性 桑 そば 品質保持 品種 |