| 課題名 |
脂肪添加による発酵調節と給与技術の開発(227) |
| 課題番号 |
1993002466 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
|
| 研究分担 |
畜産・栄養生理研
|
| 研究期間 |
完S63~H04 |
| 年度 |
1993 |
| 摘要 |
多子生産された子牛を効率的に育成する栄養管理技術の開発のため、飼料への脂肪添加によるルーメン発酵調節とエネルギー増給の効果について検討した。哺育・育成牛に与える濃厚飼料中の油脂濃度は10%以下が望ましいことが示された。油脂の添加給与はルーメン発酵を抑制する傾向を示した。中鎖脂肪酸のトリグリセライド(MCT)給与により繊維成分の消化率が低下し、血漿酢酸濃度も低く推移したが、増体は優れていた。MCT給与によりルーメンプロトゾア数が激減した結果、低蛋白飼料給与条件においてはMCT給与による蛋白質節約効果が示された。MCT添加乳を哺乳させると、その直後に著しいケトン体の上昇が認められたが、臨床的な異常は認められなかった。これらの結果から、哺育・育成期の飼料としてMCTの有効性が明らかとなった。今後、厳寒期におけるエネルギー補給のためのMCT給与についての検討が必要である。本研究の成果は日畜会報、東北農試研報及び研究成果情報(畜産及び東北農業)として公表された。
|
| カテゴリ |
管理技術
飼育技術
|