課題名 | ライコムギの栄養生理生態に関する基本的調査(252) |
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課題番号 | 1994002031 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
企連生産環境畑作センタ・総研3麦育種研病害研養分動態研 |
研究期間 | 完H04~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 秋播きのライコムギは収量がかなり高く、10a当たりほぼ1トンの収量が得られる場合もあった。ライコムギ品種の中ではプレストが最も栽培しやすく、播種時期やリン酸肥沃度の如何にかかわらず、チホクコムギより約2割ほど高収であった。ライコムギの止葉光合成能は小麦、らい麦より明らかに高かった。また、ライコムギ、らい麦はリン酸無施用条件での生産性が小麦より高く、これには根の特性が関与していると考えられた。ライコムギは製粉歩留まりがチホクコムギより高かったものの、製パン試験では市販パン用粉には劣っていた。飼料価値は小麦と同様と判断された。ビール用モルト試験では濾過速度や麦汁の最終発酵度などにやや難点があった。 |
カテゴリ | 寒地 管理技術 小麦 土壌環境 播種 品種 ライ麦 |