| 課題名 |
水田機能を活用した畑作物の高品質・安定多収技術の確立(93) |
| 課題番号 |
1994002165 |
| 研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試)
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| 研究分担 |
企連・総研1
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| 研究期間 |
完H01~H05 |
| 年度 |
1994 |
| 摘要 |
だいず、秋播小麦および春播小麦の輪作畑における収量向上を図るため、窒素追肥及び乾燥時の潅水を組み合せて検討した。だいずでは開花期~粒肥大始期の乾燥時(土壌深10cmでpF2.7以上)における潅水と開花期における窒素追肥は、それぞれ単独でも着莢数と収量を増加させる効果があり、また両者の相加効果による収量増加が認められる。大豆に対する乾燥時の潅水効果は、作物体内の水分生理の正常化による光合成速度の向上および根粒固定窒素量の増加面において認められる。秋播小麦では、止葉期追肥と乾燥時における生育後半(止葉期以降約1か月)の潅水との組み合わせにより、窒素吸収量が増加し、光合成速度が顕著に高まって、著しい増収効果が認められる。春播小麦では生育前半(分げつ期~止葉期)の乾燥時における潅水は、この時期の栄養生長、窒素吸収を旺盛にし、有効穂数を増加させ、増収をもたらした。生育前半の乾燥時の潅水効果は、幼植物の根圏が浅いため、旱害軽減による所が大きいとみられる。以上、大豆・秋播小麦および春播小麦の栽培法は、輪換畑における合理的な作付体系を構築する上で重要な指針になるものと判断される。今後の問題点として、実用的な低コスト潅水法について検討する必要がある。
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| カテゴリ |
安定多収技術
乾燥
寒地
小麦
収量向上
水田
大豆
低コスト
輪作
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