課題名 | 品質・成分からみた硬軟質小麦の早刈り限界の確定(144) |
---|---|
課題番号 | 1994002179 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畑作センタ・生産チーム |
研究期間 | 完H03~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 小麦の高水分収穫乾燥技術を確立するため、品質・成分の経時変化からみた早刈限界を検討した。千粒重が一定に達する生理的成熟期の小麦の子実水分は40%以上であり、原粒蛋白・灰分、粒度、沈降価、粒度等殆どの品質はこの時期に安定する。また、この時期は穂首の90%以上が黄化する時期とほぼ一致し、春播小麦では穂首の90%以上が黄化する以前に生理的成熟期に達することから、穂首の黄化割合を生理的成熟期の指標とすることができると考えられた。本成果の一部は学会に報告するとともに、5年度北海道地域研究成果情報として採択された。高水分小麦の品質維持技術については新たに課題化を検討する。 |
カテゴリ | 乾燥 小麦 水田 輪作 |