課題名 | 光条件の違いと蔓茎類の成長(190) |
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課題番号 | 1994004508 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
企画調整生産技術・研究情報植生研 |
研究期間 | 継H05~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 落葉広葉樹二次林においてフジの繁殖および成長特性の把握のために、伐開地から林内に向けてベルト状調査区を設け、光環境の解析を行うとともにフジ稚樹の分布状態を調べた。その結果、林床上の明るさと稚樹の発生本数との関係ははっきりせず、稚樹の成立分布は集中する傾向が認められた。一方、苗畑では光条件を人工的に変えた庇陰試験区を設け、蔓茎類の成長と光条件との関係を調べた。ヤマブドウの伸びは、裸地よりも庇陰率60%下で大きかった。地際直径についてもヤマブドウでは庇陰下のほうが太かったが、フジでは60%、90%の庇陰下と裸地で差がなかった。蔓茎類の場合、成長様式が林木と異なるため、個体識別や成長量の計測方法などに問題点が認められ、それらの確立が急務と考えられる。本課題は関中研究問題を構成する(11-1-2) |
カテゴリ | 機械化 繁殖性改善 光条件 ぶどう |