| 課題名 |
マツ材線虫病の発病とマツの生態生理的特性の関係(580) |
| 課題番号 |
1994004955 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
|
| 研究分担 |
九州・樹病研
|
| 研究期間 |
継H04~H06 |
| 年度 |
1994 |
| 摘要 |
マツ材線虫病にあらわれる種々の病徴のうち、木部通水機能の低下・停止は、仮道管でキャビテーションが発生しエンボリズムが生じたためと考えられている。この現象はマツの水分状態がほとんど低下していない段階から起きているが、その発生機構は明かでない。そこで、病原性の異なるマツノザイセンチュウの侵入に対するマツの反応を、マツの組織および通水機能の面からとらえた。その結果、弱病原性マツノザイセンチュウ接種マツでは仮道管内でキャビテーションは発生するが水蒸気が完全に外気と置換せず、柔細胞は直接乾燥にさらされない。そのために木部内の柔細胞は変性しにくい。強病原性マツノザイセンチュウ接種マツでは木部内の水が外気と置換され、完全に通水機能を失ってしまう。以上のように、マツノザイセンチュウの侵入により生じるエンボリズムは病原性の違いによってその発生の仕方が異なることが明らかになった。
|
| カテゴリ |
亜熱帯
乾燥
管理技術
|