課題名 | 寒冷地南部向き育成系統の超多収性の検定と栽培特性の解明(49) |
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課題番号 | 1994002675 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継H04~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | これまでの多収水準を大幅に上回るために必要な要因を解析することを目的として試験を行った。5年度は記録的な低温寡照年であったため、最も収量の高かった北陸153号でも666kg/10アールにすぎなかった。北陸153号はシンクサイズでは900kg/10アールを超えたが、登熟歩合が60%と低かった。4年度に最も多収であった北陸147号の試験区と5年度供試した3品種の乾物生産を比べると、5年度は登熟期の純同化量が著しく劣った。さらに5年度の北陸147号は秋冷による脱粒で早刈りしたため、収穫指数が低かった。窒素施肥量を12、16、20/10アールの3水準としたが収量に対する効果は小さかった。今後、シンクサイズが高い水準における登熟向上を図る必要がある。 |
カテゴリ | 水田 水稲 施肥 多収性 低コスト 品種 |