表皮寄生性病原菌類、表皮居住型病原細菌と作物体における微生物相の相互作用(224)

課題名 表皮寄生性病原菌類、表皮居住型病原細菌と作物体における微生物相の相互作用(224)
課題番号 1994003289
研究機関名 九州農業試験場(九農試)
研究分担 地域基盤・流行機構研
研究期間 延H01~H07
年度 1994
摘要 圃場の小麦葉面から分離した408菌株の糸状菌、酵母の殆どはコムギうどんこ病の発病に対して影響を与えなかったが、3種の糸状菌が高い発病抑制能力を持つことがわかった。これら3種の糸状菌は種々の培地を供試しても胞子を形成せず、種の同定は行えなかった。抑制効果が安定的に高かったKyu-W63株は培養菌叢から特有の芳香性の強い臭気を発し、菌叢と小麦葉片の間に孔径0.5mmのメンブランフィルターを挿入しても発病抑制効果が認められたので、この芳香性の物質が発病抑制に関与していることが明らかになった。Kyu-W63株はコムギ赤かび病菌、イネいもち病菌、イネ紋枯病菌、メロンつる割病菌の培地上における菌糸生育も抑制した。本研究は経常費で開始したが、その後大型別枠「生態秩序」において実施しているので■期終了年の平成7年度まで延長する。
カテゴリ 病害虫 いもち病 うどんこ病 害虫 小麦 防除 メロン

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