土壌の環境容量把握手法の開発-土壌微生物の増殖速度による土壌の亜鉛環境容量-

課題名 土壌の環境容量把握手法の開発-土壌微生物の増殖速度による土壌の亜鉛環境容量-
課題番号 1994000111
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 土壌肥料・土壌診断研(診断班)
研究期間 新H05~H09
年度 1994
摘要 未利用有機物資源には重金属を多く含有するものがあり、その有効利用は、土壌・作物系の物質循環機能を劣化させない範囲、すなわち、環境許容の範囲内で促進されるべきである。現在、土壌の重金属管理基準は亜鉛を代表金属として一律に120mg/kgと定められている。未利用有機物有機物資源の一層の有効利用のためには、この基準を土壌類型毎にきめ細かく策定する必要があり、物質循環機能を直接担っている土壌微生物の増殖から見た亜鉛環境容量を解明する。5年度は、硫酸亜鉛と下水汚泥コンポストの添加により土壌の亜鉛含量を変化させ、土壌微生物の増殖反応を計測した。その結果、土壌微生物の増殖から判断した亜鉛環境容量は、有機物連用火山灰土壌〉有機物無施用火山灰土壌〉沖積土壌〉花崗岩土壌と推定され、火山灰と沖積土壌の容量は、現行の亜鉛管理基準より大きく、一方、花崗岩土壌の容量は、現在の亜鉛の管理基準より小さいと判断された。今後、土壌類型毎に亜鉛の環境容量に差が生じる原因の解明、他の重金属ならびに農薬等の資材の環境容量を土壌類型ごとに解明する予定である。
カテゴリ 肥料 病害虫 管理技術 診断技術 土壌環境 農薬

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