課題名 | ダイズ黒根腐病の生態的制御技術の開発(139) |
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課題番号 | 1994000157 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・畑病害研(畑病害班) |
研究期間 | 完H02~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | ダイズ黒根腐病は、北海道を除く全国各地に広がり、ダイズの安定生産上の重大阻害要因となっている。本研究は、汎用水田における本病の効果的、省農薬的防除技術の開発を目的として行われた。本病原菌は畑土壌中で7年以上生存でき、これが防除困難な理由の一つであることが判った。防除法として、熱水土壌消毒または田畑輪換が実用的なことを明らかにした。熱水土壌消毒では土壌が乾燥状態で実施するのが望ましいこと、田畑輪換では水稲を2作以上作付けると効果が高まることが判った。一方、土壌pHの上昇や石灰窒素施用の防除効果は低かった。本研究は、総合的開発研究「高品質輪作」の中で実施され、前期終了と同時に完了する。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 乾燥 管理技術 黒根腐病 水田 大豆 土壌消毒 農薬 防除 輪作 |