課題名 | 家畜由来有機物を活用した作付体系の策定(188) |
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課題番号 | 1994000212 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
耕地利用・作付体系研(作付体系班) |
研究期間 | 継H04~H10 |
年度 | 1994 |
摘要 | 化学肥料代替としての乾燥牛糞施用条件下で、陸稲・大麦、スイートコーン・大麦体系における収量性や土壌中での無機態窒素の動態を検討した。大麦は夏作収穫後の土壌中無機態窒素残存量を反映して、概ね牛糞3t/10a施用まで増収した。また、夏作跡の余剰無機態窒素は20KgN/10aまでは大麦によって回収できる可能性が示された。5年度のスイートコーンは、4年度と同様に牛糞3t/10a施用まで増収したが、陸稲は全区ネアブラムシの被害を受け著しく低収であった。夏作収穫時の無機化窒素量と牛糞施用量との関係は、昨年とほぼ同じ傾向にあり、連年施用の効果は認められなかった。さらに、牛糞施用下では、微細な根系の発達、根長の増大によって無機態窒素の吸収率が向上することが明らかになった。 |
カテゴリ | 肥料 大麦 乾燥 陸稲 |