腸管感染症における粘膜病変の超微形態的解析(143)

課題名 腸管感染症における粘膜病変の超微形態的解析(143)
課題番号 1994003707
研究機関名 家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究分担 九州・1研2研
研究期間 完H03~H05
年度 1994
摘要 Campylobacter fetus subsp. fetus(CF)及びAttaching and Effacing Escherichia coli(AEEC)に自然感染した野外発生家畜について、各々の菌の粘膜病変への関与についての検索、並びに、子牛の下痢便から分離されたCF3株のマウス及びモルモット感染実験及び牛、豚、鶏及びヒト由来の6株のAEECの初生雛感染実験で、その定着及び粘膜病変形成の有無を検索した。その結果、野外のCF感染では粘膜上皮細胞内へのCFの侵入が確認され、CFのモルモット感染実験では、菌の定着率が低かったが、マウス感染実験では、菌が腸管内へ定着した。しかし、病理学的に粘膜病変及び菌が確認できなかった。野外例でのAEEC感染では粘膜の腸管接着・微絨毛消滅(AE)病変が認められ、AEECは粘膜表面に密に接着し、杯細胞以外への組織内侵入がないことが確認された。初生雛での実験感染では、投与菌6株中5株が盲腸内に定着し、AE病変が6株中4株の雛の盲腸に認められた。電顕では、菌が粘膜表面に密着している像が観察された。
カテゴリ 病害虫 診断技術 鶏 豚 防除

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