課題名 | イネミズゾウムシの寄主特異性(99) |
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課題番号 | 1994002495 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・水田虫害研 |
研究期間 | 継H01~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | イネミズゾウムシ成虫の口器周辺に存在する味覚および近距離での嗅覚に重要な働きをすると考えられる感覚器官、小腮鬚(しょうさいひげ)の微細形態を観察するために、まずイネミズゾウムシの口器を解剖し、小腮鬚を露出させ、超音波洗浄後、乾燥、金蒸着をほどこしたのち、走査型電子顕微鏡を用いて観察した。その結果、化学感覚器と考えられる小型の感覚毛が小腮鬚上に8個存在することが判明した。これらは他のゾウムシ科甲虫の感覚毛と類似しているが、その機能については不明であるが、イネミズゾウムシ成虫の寄主選択行動に深くかかわっていると考えられる。 |
カテゴリ | 害虫 乾燥 管理技術 水田 |