課題名 | ハンドリング機構制御システムの開発(245) |
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課題番号 | 1994002546 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・機械利用研 |
研究期間 | 完H04~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 圃場内での重量物ハンドリング作業の労働負担を軽減し、作業の快適化・自動化を進めるために、多様な農業資材に対応可能なハンドリング装置の開発を行った。試作したハンドリング装置は、野菜等を収納したコンテナや肥料袋を圃場内で収集・運搬するための自走式の車両であり、多関節形のアーム部、2本爪式および真空吸着式の交換可能な2種のハンド部、クローラ式の走行部およびけん引式の積載部で構成される。試作機を供試して手動で作業性を検討したところ、質量20~60kgの対象物を容易に取り扱うことができ、1個当たりの作業時間は11~15秒であった。画像処理技術、自動位置制御技術の開発にともなう制御装置の改良は今後の課題である。本研究は6年度以降、総合的開発研究〔軽労化農業〕中の課題REC-ID:N020501に移行して継続実施する。 |
カテゴリ | 肥料 画像処理 機械化 軽労化 |