課題名 |
多湿・低温ストレス下におけるとうもろこし等の生育・栄養特性の解明(199) |
課題番号 |
1994002559 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
|
研究分担 |
草地・飼料作物研
|
研究期間 |
完H03~H05 |
年度 |
1994 |
摘要 |
寒冷地の水田転換畑において粗飼料を安定的に生産するために飼料用トウモロコシの耐湿性評価およびソルガム類の作期移動に伴う生育反応の解明を行った。その結果、飼料用トウモロコシでは土壌の過湿化に伴う生育減退が著しく、耐湿性に実用的なレベルでの品種間差がないことを認めた。そして、湿害を受けた植物体の生育回復に対する追肥効果の極めて大きい事を明らかにした。今後は耐湿性の遺伝的な差を生理的に明らかにする必要がある。ソルガムについては播種期移動に伴う生育反応の品種間差が大きく、播種期が遅くなるに伴い出葉数が減少して出穂迄日数が短縮し乾物収量が次第に低下する品種と、これとほぼ反対の生育特性を有する品種に大別できることを認めた。今後は生育反応の感温性、感光性を明らかにする必要がある。得られた成果は主要成果、学会講演要旨等として発表した。
|
カテゴリ |
安定栽培技術
湿害
飼料作物
飼料用作物
水田
ソルガム
耐湿性
とうもろこし
播種
品種
保存・貯蔵
|