課題名 | ホールクロップサイレージの繊維成分に基づく評価法の開発(204) |
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課題番号 | 1994002565 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
草地・飼料調製研 |
研究期間 | 完H03~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | トウモロコシおよびソルガムサイレージを対象に高精度で簡易な栄養価評価法を開発するため、繊維成分のうち難消化性であるリグニンに着目して、消化過程におけるその消長を解明するとともに、消化率測定の指標物質に適するリグニン画分の分析法を検討した。サイレージリグニンは消化管内で一部が可溶化して解離し、糞中に排泄された。そこで、リグニンの分析法を検討した結果、酸性デタージェントー72%硫酸ー2次加水分解で求めたリグニン画分が糞中への回収率が高く、指標物質に適することが明らかになった。今後は、分析をさらに簡素化できるかどうか検討する必要がある。成果は、研究成果情報(東北農業)および学会誌に公表された。 |
カテゴリ | 飼料作物 ソルガム とうもろこし 評価法 保存・貯蔵 |