課題名 | ダニ類による病原菌伝播機構の解明(668) |
---|---|
課題番号 | 1995004968 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・昆虫研 |
研究期間 | 継H03~H08 |
年度 | 1995 |
摘要 | 千葉県のマッシュルーム、シイタケ、熊本県のナメコ、福岡県のブナシメジの栽培施設からそれぞれ異なる4科4種のダニの発生が確認された。すべての施設で、病害菌の発生も確認された。各発育ステージのコナダニ科Histiogaster sp.をシイタケ菌糸で飼育したところ、幼虫と第一若虫は全く発育せずに死亡した。第三若虫は約20%が成虫に達した。各ステージのダニからは排泄物が確認されなかったことから、シイタケ菌糸を摂食できず栄養不足により発育が阻害されたり、死亡したものと考えられた。シイタケ菌糸にはダニの孵化のみならず発育(摂食)を阻害する要因もあることがわかった。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 しいたけ なめこ マッシュルーム |