課題名 | 寒冷地および温暖地向き高品質・多収そば品種の開発(93) |
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課題番号 | 1995002646 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
作物開発・畑育種研 |
研究期間 | 継H05~H14 |
年度 | 1995 |
摘要 | 遺伝資源の特性調査では、福井県の在来種に生育・収量性は劣るが粒型のよい系統があった。栃木在来、葛生在来は収量性がよく育種素材として有望である。新潟県の在来種は、草丈はやや高いが、倒伏に強く、標準品種を越える収量性を示す系統もあり、多収性育種の有望な素材と考えられる。北陸農試育成系統92FE3syn0は中間秋型であり、耐倒伏性、子実重は標準品種を上回った。また、そば種子形態を画像解析により分析して得られた形態情報と収量性・生態型との関連をみた結果、第1主成分で表せる長幅比と生態型が密接に関連すること、夏型品種の方が形態変異が広いこと、長幅比以外にも収量性と関連する形態成分が存在することが明らかとなった。また、種子形態の画像解析データはそば品種改良に重要な情報を与えることが明らかとなった。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 水田 そば 多収性 品種 品種改良 |