課題名 | 熱帯・亜熱帯性強害雑草の水田への侵入・定着条件の解明(167) |
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課題番号 | 1995003108 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
水田利用・雑草制御研 |
研究期間 | 継H02~H08 |
年度 | 1995 |
摘要 | 我が国において未定着の熱帯・亜熱帯性の水田強害雑草について、侵入・定着に関与する生理・生態的条件を解明し、想定される地球温暖化に対応した雑草防除技術の確立に資する。6年度は、九州に侵入したショクヨウガヤツリ(Cype-rusu esculemntus L.)について普通期水稲の中干し時期に発生した場合の増殖程度ならびに主たる繁殖源である塊茎について、乾燥程度と-5℃凍結処理の影響を検討した。その結果、普通期水稲の中干し時期に発生するショクヨウガヤツリは水稲の遮蔽により地上部の増殖は抑制されるが、塊茎は乾燥により含水比が約20%に低下すると萌芽率が著しく低下するが、凍結による萌芽率の低下は少なかった。 |
カテゴリ | 病害虫 亜熱帯 乾燥 雑草 水田 繁殖性改善 防除 |