課題名 | 柔軟物の物性とそのハンドリングのための研究(217) |
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課題番号 | 1995003164 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
畑地利用・作業シス研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1995 |
摘要 | 柔軟物として重量野菜であるスイカを対象とし、収穫、搬送作業時にスイカの損傷と関係の深い各種物性値の測定と、損傷発生メカニズム等を解明し、作業機設計に不可欠な物性値からの指針を得るとともに、最適なハンドリング手法を確立する。スイカの赤道面と極面を圧縮した場合、損傷発生時の圧縮力の差はなかった。圧縮による損傷限界値は、応力ではなく圧縮力・圧縮面積や変形量で判断するのがよかった。収穫後1日目と7日目のスイカを比べた結果、損傷時の圧縮力は1日目は7日目の半分以下で変形量も少なく、収穫直後の方が損傷を受けやすかった。スイカの重量と破壊時の推定最大加速度の関係は、重量が大きいほど破壊加速度が小さくなった。 |
カテゴリ | 乾燥 重量野菜 すいか 品質保持 |