課題名 | 植物-濾材系を活用した生活排水の省エネルギー・資源循環型浄化技術の開発(126) |
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課題番号 | 1995000116 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
土壌肥料・水質保全研(水質保全班) |
研究期間 | 完H05~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 合併浄化槽とバイオジオフィルター(植物-濾材系)水路を組み合わせた生活排水の高度処理システムを設計・試作し浄化試験を行った結果、栽植植物の生育が旺盛な夏期(6年6月5日~11月3日)には、窒素濃度10.88mg/Lの流入水を供給した水路(資源作物やハーブを栽植)流出水の窒素濃度は0.61mg/Lとなり、雨水より低いレベルにまで浄化できることがわかった。一方、冬期(5年10月13日~6年5月14日)には、窒素濃度16.02mg/Lの流入水に対し、流出水の窒素濃度は9.23mg/Lとなり夏期に比べ浄化機能の低下が認められた。そこで、冬期の水質浄化機能向上法について検討し、脱窒の水素供与体となるイナワラや再生紙等の活用が窒素浄化に効果があること、及びイタリアンライグラス、オオムギ(関系b443)が、冬から春にかけての水路栽植植物として有効であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 肥料 イタリアンライグラス 大麦 管理技術 省エネ・低コスト化 診断技術 土壌環境 |