無機成分測定のための試料前処理法の検討(29)

課題名 無機成分測定のための試料前処理法の検討(29)
課題番号 1995003670
研究機関名 食品総合研究所(食総研)
研究分担 分析評価・分析研
研究期間 完H05~H06
年度 1995
摘要 食品中の無機成分測定のための前処理法として、一般的な乾式灰化法は灰化後、不燃物が微量ならば、そのまま20%塩酸で溶解、蒸発乾固後、1%塩酸と加温して溶液(1)とした。しかし、米及びレバー(豚、牛及び鶏)ではカリウム、亜鉛などは(1)中にほとんど回収されたが、鉄、銅及びマグネシウムに関しては回収率が低いことが認められたので検討を行った。この回収率の低さは、ケイ酸及び炭素による吸着と考えられたので、残渣を再灰化して溶液(2)としさらに、その残渣をフッ化水素酸処理して溶液(3)とした。その結果、(1)及び(2)で大部分の元素が検出され、湿式分解法の値と一致し(3)ではほとんど検出されなかったことから、残存炭素による鉄、銅及びマグネシウムの吸着が原因していたものと推定した。したがって灰化しにくい試料については、塩酸溶解処理後残渣をろ別して再灰化あるいは湿式分解法の適用が適当と考えられた。
カテゴリ 鶏 評価基準 評価法 豚

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