課題名 | 食物繊維と消化性炭水化物の系統的分析法の開発(31) |
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課題番号 | 1995003672 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
分析評価・分析研 |
研究期間 | 完H05~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 日本食品食物繊維成分表に用いられた食物繊維の定量法と組み合わせて糖類を定量する方法を確立する。酵素重量法による食物繊維定量法の水溶性食物繊維をエタノールで沈澱させて濾別した濾液から溶媒をロータリーエバポレーターで除き、残留物を水に溶かした後、PADを装備したイオンクロマトグラフで糖類組成を測定した。野菜類のにんじん、ごぼう、にんにくの乾燥品に適用した。にんじんでは食物繊維との合計は78.7%と良好であったが、ごぼう及びにんにくでは、それぞれ41.7%及び42.3%と過小な値であった。ごぼうは、濾液を2%塩酸処理することで食物繊維との合計は85.5%と良好になったが、にんにくでは他の処理方法を検討する必要があった。 |
カテゴリ | 乾燥 ごぼう にんじん にんにく 評価基準 評価法 |