課題名 | 栄養体等の超低温保存のための凍結及び融解法の開発(28) |
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課題番号 | 1995002292 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・遺資利用研 |
研究期間 | 完H05~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 落葉性木本植物の遺伝資源の保存は管理に多大な労力を要することから、植物組織を超低温保存する方法の確立が望まれていた。りんご、ナシの培養茎頂を用いて、簡単かつ高い生存率を確保できる超低温保存法について検討した。その結果、高濃度の凍結防御剤液で浸透脱水して直接超低温に保存するビトリフィケイション法、茎頂をそのまま、あるいはアルギニン酸ビーズに包んで乾燥させて超低温に保存する乾燥法、数モルの凍結防御剤で浸透脱水した後、-20あるいは-30℃で凍結脱水し超低温に保存する簡易凍結法の3保存法がりんご、ナシ等の培養茎頂の保存に適当であることを明らかにした。今後、他の植物への応用が期待される。 |
カテゴリ | 遺伝資源 乾燥 繁殖性改善 品種開発 りんご |