課題名 | 畑の湿害防止技術の開発(277) |
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課題番号 | 1995002527 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
農村計画・基盤整備研 |
研究期間 | 継H04~H07 |
年度 | 1995 |
摘要 | 微地形条件が土壌水分状態に及ぼす影響について、ほ場における調査・観測を行った。約7%の傾斜がある草地の高位部と低位部の2個所でそれぞれ地表面からの深さ1、0.5、0.2mにテンシオメータを埋設し、8~10月に水分水頭の測定を行った。高位部では各深度ともに負圧が大きく、比較的乾燥している。特に深度1mは多雨時にも変動が小さかった。低位部は負圧が小さく、降雨に対する応答も速い。コーン貫入試験の結果では低位部は膨軟であり、0.5m以深でグライ化が見られたが高位部は地山が浅かった。深度0.2m程度に硬盤が形成されている。高位部からの流出が低位部に集中するほかに横浸透があると考えられる。 |
カテゴリ | 乾燥 湿害 |