課題名 | カンキツ類のフラボノイド・リモノイドの機能性の評価(119) |
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課題番号 | 1996002775 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
地域基盤・流通技術研 |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | リポキシゲナーゼ阻害活性が強く、かつ生産量の多いカンキツ品種としてポンカンを選定し、阻害成分の精製を実施した。阻害成分は、果実全体に分布した。果皮について凍結乾燥し、粉砕したものを試料とした。阻害成分は、ヘキサン、クロロホルムでは抽出されず、エタノール、メタノール、水で抽出された。この結果に基づき、ヘキサン、クロロホルムの順で精油等の不要成分を除去した後、エタノールで目的成分を抽出した。抽出液を、アンバーライトXAD-2樹脂、セファデックスLH-20樹脂、分取用のODSカラムによるHPLCの各カラムクロマトグラフィーで処理し、17種類の阻害成分を単離した。収量は、約20kgの果実から0.5~10mg程度であった。 |
カテゴリ | 乾燥 機能性 品質保持 品種 ぽんかん その他のかんきつ |