課題名 |
寒地型作物による土壌肥沃度改善効果の解明と評価(45) |
課題番号 |
1996001992 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試)
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研究分担 |
生産環境・養分動態研
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研究期間 |
継H03~H12 |
年度 |
1996 |
摘要 |
VAマイコライザ(VAM)との共生作物群(とうもろこし、ひまわり、小豆、菜豆、大豆、ばれいしょ、春小麦)および非共生作物群(キガラシ、そば、だいこん、てんさい、そして無作付)跡での、小豆、ひまわり、ばれいしょ、そばのリン酸施肥反応を0,10,30kgP2O5/10aで検討した。小豆、ひまわり、ばれいしょはVAM共生作物群跡での生育、収量がいずれのリン酸施用量でも非共生作物群跡より優れていた。リン酸吸収係数の高い火山灰土壌では前作の影響は、係数の低い他の土壌より大きい可能性が示された。また、作物のリン吸収に関与しているリン溶解菌接種の効果を数種作物で見たところ、とうもろこしや豆類では効果がなかったが、てんさいでは効果が大きく、VAM非共生作物のリン吸収はリン溶解菌との共生に依存する程度が高いことが示唆された。
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カテゴリ |
寒地
管理技術
小麦
施肥
そば
だいこん
大豆
てんさい
とうもろこし
土壌環境
ばれいしょ
ひまわり
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