課題名 | 除草剤の相乗効果によるササ群落の成長制御(208) |
---|---|
課題番号 | 1996004430 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
生産技術・植生研 |
研究期間 | 止H06~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 塩素酸ソーダとテトラピオンの2種類の除草剤を混用し、冬季少量散布によるスズタケ群落とチマキザサ群落で成長抑制試験を行った。処理量は、テトラピオン単独が2段階、両除草剤の量を変えて組み合わせ混用したものが5段階、合計7処理とした。枯死稈は、各処理区とも散見される程度であったが、稈の本数割合や面積あたりの積算稈高は、処理量の多い区ほど低下する傾向がみられた。スズタケは、処理翌年の発生稈数が処理量が多くなるにしたがい低下する傾向がみられた。遅効性除草剤であるテトラピオンのササ体内での残留濃度は、処理量に比例して高くなる傾向がみられたが、塩素酸ソーダとの組み合わせによる相乗的な吸収効果は見られなかった。7年度までで一定の成果を得られたことと、担当者の異動が重なったことから中止とする。 |
カテゴリ | 病害虫 機械化 除草剤 |