電子機能性をもつ新しい木質材料の開発(318)

課題名 電子機能性をもつ新しい木質材料の開発(318)
課題番号 1996004531
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 木材化工・化加工研
研究期間 継H06~H09
年度 1996
摘要 木質系の高機能材料の開発の一環として、本研究は各種の機能のうち、特に高付加価値化が期待される、電気的に高度に差別化された材料の開発に資するため、その基礎的な知見を得ることを目的としている。6年は既存の木質系電子材料の欠点を改善する方法として、7年度に調製した含フッ素アクリレート/セルロース誘導体のグラフト共重合体が高撥水・撥油性を有すること、さらに耐湿性が大幅に改善することがわかった。また、モノマーの化学構造及びグラフト率により、低誘電性から高誘電性まで幅広い誘電率をもつ材料が調製できることがわかった。今後は、木質系高誘電性フィルムの誘電機構を解明するために、シアノエチルセルロースの結晶性と誘電特性の関係を検討する。
カテゴリ 加工 機能性 くり 高付加価値 耐湿性

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