課題名 | ヤナギ科植物の雌雄性に基づく成長特性と抽出成分特性の解明(449) |
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課題番号 | 1996004665 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
企画調整生物機能木材化工・遺発研実験林抽出研 |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | カワヤナギの3年間の地上部総乾燥重量は、雄性個体が雌性個体よりも2割程度優れていた。この結果は、2年目の多くの個体が着花を開始し、雌雄間で成長エネルギーの繁殖への投資の違いが現れたものと考えられ、アスパラガスでの知見と一致している。カワヤナギの樹皮に多く含まれるフェノール配糖体piceinは、比較的高いチロシナーゼ阻害活性を示したが、葉のフラボノイド主成分であるluteolinは非常に高いSOD様活性を示した。また、花粉や雄ずいに特異的に発現するpectate lyase、pectinmetylesterase、polygalacturonase、β-1,3-glucanase、DnaJ homologに対するcDNAクローンを単離した。 |
カテゴリ | アスパラガス 遺伝資源 乾燥 繁殖性改善 |