課題名 | 環境保全的育林技術の検討(594) |
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課題番号 | 1996004822 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
東北・多雪研 |
研究期間 | 継H07~H11 |
年度 | 1996 |
摘要 | 秋田県平鹿郡山内村大字松川字大倉沢地内に造成された2種類の二段林(天然生落葉広葉樹類―ケヤキ、天然生落葉広葉樹類―ミズナラ)に標準値を設定しモニタリング調査を開始した。ケヤキ植栽地において野兎によると思われる食害が多発し「上木無しのプロット」で76%の個体が死亡した。ケヤキはシュロ縄で支柱に固定されたため、大半の個体が積雪沈降力による固定部位での幹折れがみられたが、萌芽枝を発生し、幹折れが原因で枯死する個体は希であった。ミズナラ植栽地においては「上木無しのプロット」で68%の個体が枯死していた。枯死の原因は林床の乾燥によるものと推定された。これに対し、「上木が有るプロット」では枯死した個体の割合は9%にとどまっていた。 |
カテゴリ | 乾燥 管理技術 経営管理 モニタリング |