課題名 | 病虫獣害発生情報の収集と解析(771) |
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課題番号 | 1996004993 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
四国・保護研 |
研究期間 | 継H01~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 7年度も夏~秋季が高温少雨であり、このことが病虫害の発生にも影響を与えたと考えられた。特に、松くい虫被害は6年と同様に四国地域では多く発生した。暗色枝枯病によるスギの立枯や枝枯被害が安芸市および奈半利営林署管内において発生した。夏季の乾燥により本病の被害が拡大したものと思われる。ニホンキバチによるスギ・ヒノキ材の変色被害やシキミを加害するクスアナアキゾウムシの被害は、四国全域に広く発生していることが確認された。シカ、ノウサギ等による造林木の食害も四国東部を中心に依然として多く発生している。全体としては、10種類の病害、15種類の虫害、8種類の鳥獣害が発生したことが確認された。 |
カテゴリ | 病害虫 乾燥 管理技術 経営管理 傾斜地 シカ 中山間地域 鳥獣害 |