課題名 | 病原体の分類・同定へのDNA解析技術の応用 |
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課題番号 | 1996005011 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・樹病研 |
研究期間 | 新H08~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | PCR法等のDNA解析技術の発達・普及が目覚ましいが、樹病学の分野においてもこれを応用することが考えられる。例えば森林病害の被害回避・診断技術の向上のためには病原微生物の迅速な同定が不可欠であるが、従来の形態的特徴による同定が困難であったものがDNA解析技術を用いることによって可能となることが期待される。九州地方で問題となっているヒノキの根株心材腐朽被害の分離菌(担子菌)の未同定菌株について、既知の菌株とDNAの一部分を解析・比較することによって種の同定を試みる。また重要な病原体であるマツノザイセンチュウについてDNA解析を行うことによって病原性の種内変異・ニセマツノザイセンチュウとの異同の検出を試みる。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 診断技術 |