課題名 | ライグラス類有用遺伝資源の開発(98) |
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課題番号 | 1996002622 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用・飼料作物研 |
研究期間 | 継H01~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | 耐凍性に関与すると考えられるABA(アブシジン酸)について、ワセアオバ、PI176624を用い、ABA濃度の影響、ABA処理による耐凍性、乾物重、内生ABA含量の経時的変化をハードニング処理との比較により検討した。両品種とも最適濃度は0.075mMであり、ABA処理10日目までに急激に耐凍性が増大した。しかし、ハードニング処理によるほどの向上は認められなかった。また両品種ともABA処理による乾物重の減少は無かったが、ハードニング処理では処理期間が増すにつれて生育が抑制された。内生ABA含量の変化は、ABA処理により3日目から急激に増加し、28日目にはハードニング処理に比べワセアオバで6倍、PI176624では3倍にまで増加した。 |
カテゴリ | 遺伝資源 水田 多収性 品種 |