低湿重粘土汎用水田の物理性改善に伴う養分供給力の変動解明と管理技術の確立(118)

課題名 低湿重粘土汎用水田の物理性改善に伴う養分供給力の変動解明と管理技術の確立(118)
課題番号 1996002643
研究機関名 北陸農業試験場(北陸農試)
研究分担 水田利用・土壌管理研
研究期間 完H06~H07
年度 1996
摘要 輪換田や輪換畑において、土壌物理性の変化に並行して生じるであろう養分供給力の変化を解明し、養分供給制御の視点も入れた土壌管理技術の開発を目指した。転換年数を異にする転換畑の窒素代謝が土壌含水比によって著しく変化することが分かったが、転換年数と窒素代謝の土壌水分依存性との関係は把握できず、土壌水分の尺度を水分張力等の別の指標で表示すべきと判断された。転換年数を変えた輪換初年目の水稲養分吸収量は耕起深では変化せず、畑転換2~5年で土壌窒素供給力はほぼ等しかった。畑転換前の水稲栽培を不耕起にすることで、作土の活性3価鉄は減少し、畑転換時の砕土率は向上し、鉄の形態と土壌の力学性との関連が示唆された。砕土率の改善については、新規経常課題で検討を続ける。
カテゴリ 管理技術 作業体系確立 水田 水稲 土壌管理技術 輪作

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