課題名 |
汎用化水田における野菜作の軽作業化のための作業負担評価法(192) |
課題番号 |
1996003143 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試)
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研究分担 |
水田利用・機械化研
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研究期間 |
継H07~H10 |
年度 |
1996 |
摘要 |
イチゴ栽培農家において、生活時間調査および主な作業の心拍数の測定を行った。筑後地域のイチゴ農家では、主に夫婦2人で作業を行っており、人手のかかる作業では3~5戸共同で作業を行っていた。生活時間調査では、妻は夫の130%の労働時間であった。作業負担の簡易な指標化として実施しているステップテストを行うと、ステップテスト時の心拍数増加率は、多くの被験者で50~60%となった。全被験者では、相関係数がr=0.621、男性ではr=0.808、女性ではr=0.649となり緩やかな相関が認められた。また、椅座位心拍数の変動係数は、6.79~10.56、ステップテスト時の心拍数の変動係数は3.51~5.50で一定の負荷をかけることにより心拍数の変動係数が安定し、営農現場で簡易に労働負荷を調査する指標としてステップテストの有効性が認められた。
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カテゴリ |
いちご
管理技術
機械化
水田
低コスト
評価法
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