蛋白質及び澱粉と小麦めん物性との関連解明(59)

課題名 蛋白質及び澱粉と小麦めん物性との関連解明(59)
課題番号 1996000058
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 生理品質・麦品質研(品質評価班)
研究期間 継H05~H09
年度 1996
摘要 めん物性を支配する要因の1つは、蛋白質のSH基間の結合によるネットワーク形成であり、各種蛋白質サブユニットのSH基含量によって決定される。そこで、SH基含量の簡易・迅速な測定方法を検討するとともに、小麦標準銘柄(農林61号、チホクコムギ、ASW)のビューラー製粉60%粉を用いてSH基含量の比較を行った。その結果、SH基の定量試薬であるDTNB(Dithiobis 2-nitrobenzoic acid)を用いることによって、再現性の高い定量が可能になり、これにより、ASW(オーストラリア・スタンダード・ホワイト)の小麦粉は農林61号に比べて約1.4倍の遊離SH基を有することを明らかにした。また、中国小麦品種(291点)の高分子グルテニンサブユニットの解析を行った結果、遺伝変異が極めて大きいことが判明し、品質的に変異に富んだ高製めん性品種育成の可能性が示された。
カテゴリ 小麦 評価法 品種

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