タンパク質サブユニット構成による高製粉性系統の特性解明(61)

課題名 タンパク質サブユニット構成による高製粉性系統の特性解明(61)
課題番号 1996000060
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 生理品質・麦品質研(品質評価班)
研究期間 完H06~H07
年度 1996
摘要 農林登録品種(軟質小麦8品種)及び中国導入品種(硬質11品種及び軟質小麦7品種)の製粉性について比較検討し、さらにふるい抜け性を支配する蛋白質サブユニットの特定を試みた。その結果、製粉歩留と細胞塊出現との間に負の相関があり、高製粉性品種と低製粉性品種間において歩留9~12%の差異が認められた。また、栽培年次及び栽培条件の異なる材料においてもその傾向は変わらないことが示された。さらに、製粉歩留と粉粒度との間には明確な関係が認められないことから、製粉歩留の優劣は細胞塊出現量の違いによって決定され、胚乳の登熟度の違いに依存することが示唆された。次いで、蛋白質サブユニット構成と製粉性との関係を調べた結果、製粉性の優劣を支配するサブユニットの特定はできなかった。
カテゴリ 小麦 栽培条件 評価法 品種

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