課題名 | 穀類の加工特性変動要因の解明(67) |
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課題番号 | 1996000071 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
生理品質・流通利用研(流通利用班) |
研究期間 | 完H03~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | オーストラリア国ニュー・サウス・ウェールズ州ナラブリ産小麦34品種からブラベンダー・クァドルマット・ジュニア・テストミルを用いて調製した挽砕粉の平均粒径および膨潤度を測定した結果、平均粒径は51.9から109.7μmの間に不連続に分布しており、硬質と考えられるものが31品種、軟質と考えられるものが3品種あった。また、膨潤度は14.2から18.8に連続的に分布していた。これらの品種の中に、製めん適性が優れるとされる軟質品種Rosellaと同等の膨潤度をもつ硬質品種(SunelgおよびTakari)が存在することを認めた。硬質かつ高膨潤度の品種が存在することが確認できたので、高い製粉性とうどんへの加工適性を備えた国産品種が育成できる可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 加工 加工適性 加工特性 小麦 品質保持 品種 ラベンダー |