課題名 | 資源循環・アメニティ保全型水質浄化技術の開発(112) |
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課題番号 | 1996000121 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
土壌肥料・水質保全研(水質保全班) |
研究期間 | 継H04~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | バイオジオフィルター(濾材上に植物を栽植した水質浄化水路)水路に、夏~秋にはパピルス、ケナフ、マリーゴールド等を、冬~春にはイタリアンライグラス、ハナナ等の窒素・リン除去に効果の高い資源作物・花卉等を組み合わせて栽植するともに、浄化機能の低下した植物から順次植え替えを行った。さらに、植物の生育の衰える冬期には脱窒を促進するための有機炭素資材(イナワラ2kg、再生紙0.5kg)を8m水路の3.7~4.0m流下地点に設置した。その結果、バイオジオフィルター水路の窒素・リン除去速度は、冬期(12~2月)でも夏期(7~9月)の6~7割となり、植物の適切な栽植組み合わせと有機炭素資材の水路内への補填等の管理により、年間の水質浄化機能の安定化が図れることを明らかにした。 |
カテゴリ | 肥料 イタリアンライグラス 管理技術 診断技術 土壌環境 マリーゴールド |