課題名 |
種子組織の炭水化物、窒素化合物代謝に及ぼす低温処理の影響(142) |
課題番号 |
1996003817 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研)
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研究分担 |
流通保全・低温流通研
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研究期間 |
延H04~H09 |
年度 |
1996 |
摘要 |
生鮮野菜の高度な貯蔵技術を開発するには、酵素活性、mRNA発現量、植物ホルモン量のような生理的な指標の変化を捉え、成分の組成・量の変化を予測することが重要である。そのためには代謝機構を植物の多様な組織毎に把握する事が求められる。種子の窒素分配の観点から、エダマメではアスパラギンの子葉への供給量がグルタミン酸の集積を制御している可能性が推定される。アスパラギンの分解代謝の活性変化を、アミノ酸集積の異なる3品種の登熟ダイズで比較検討した。アスパラギナーゼ活性は種皮で、逆にアスパラギン:オキシ酸アミノトランスフェラーゼ活性は子葉で優位であった。それぞれの酵素活性の登熟中の変化は品種間で異なり、アミノ酸集積と密接に関連すると考えられる。8年度以降、これらの酵素の精製を行い、酵素の抗体を作製し、酵素の組織分布の相違を検討する。#業績番号#:
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カテゴリ |
えだまめ
加工
大豆
品質保持
品種
保存・貯蔵
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