課題名 | 豚の下垂体を中心とした内分泌系臓器の病理形態学的研究および診断技術の開発(156) |
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課題番号 | 1996003669 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究分担 |
企連研三総合診断・衛生検査病態生理研病理診断研保健衛生研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 卵巣嚢種豚6例(単胞性嚢種4例、多胞性小型嚢種1例、多胞性大型嚢種1例)の下垂体、卵巣、子宮について病理組織学的及び免疫組織化学的検索を行った。多胞性大型嚢種豚の下垂体は、正常豚あるいは他の嚢種豚の下垂体に比べ前葉の細胞が小型化していた。同症例の抗LH及び抗FSH抗体を用いた免疫染色では細胞質が濃染する細胞の比率が高く、LH及びFSHの産生亢進あるいは分泌低下が示唆された。また、嚢種豚の子宮は全例に共通して粘膜上皮の過形成が認められた。8年度は病理組織像と血中ホルモン値との関係について検討する。 |
カテゴリ | 病害虫 診断技術 治療技術 豚 防除 |