課題名 |
中山間転換畑における広域流通をねらいとした小型ロールベールサイレージ調製技術の確立(63) |
課題番号 |
1996002878 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試)
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研究分担 |
地域基盤・機械化研
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研究期間 |
完H06~H07 |
年度 |
1996 |
摘要 |
中山間転換畑における低コストで省力的な粗飼料生産・流通技術を確立するため、多様な飼料作物の細断収穫物を小型ロールベールに梱包し、フィルムで密封してサイレージ調製を行う定置式の細断物サイレージシステムを開発した。本システムは、定量供給装置、定置式梱包装置、小型ベールラッパからなり、梱包ロスを少なくするため、手動で長わら2■を梱包装置に供給してベールの周囲に巻き付ける。このため細断収穫されたトウモロコシは梱包ロスが低く、小容量で高密度に梱包できた。処理能力は、2人の組作業で1.1t/h であった。トウモロコシ及びイモヅルのサイレージ品質は、どちらも評価は「可」であった。トウモロコシサイレージを成牛に給与した結果、採食性がよく、残食は認められなかった。なお、本プロジェクトが研究期間を短縮したため、繰上終了とした。
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カテゴリ |
機械化
飼料作物
水田
中山間地域
低コスト
とうもろこし
トウモロコシサイレージ
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