課題名 | 環境のむらに対する作物体の適応機能と調和した環境制御技術の開発(127) |
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課題番号 | 1996002364 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
地域基盤・環境制御研 |
研究期間 | 継H03~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | トマトの主枝と分枝が二股に分かれた部分をY字状に切り出し、逆さに挿し木して、主枝と分枝から発根させた2根系個体と、主枝のみを逆さに挿し木した1根系個体を用意した。砂を充填した2ポットに2根系個体の各根系を別々に定植し、その一方には1根系個体も一緒に定植した。2個体が共存したポットからの両個体の吸水速度を茎流センサーで24日間測定した。この間、共存したポットの潅水だけを6日間中断した。共存したポットからの吸水速度が潅水中断前のレベルに回復するのに要した日数は、2根系個体で1日に対して、1根系個体では11日であった。同一個体の一部の根が湿った土壌中にある場合、乾燥した土壌中の根の吸水機能の回復が大幅に早まる。 |
カテゴリ | 環境制御 乾燥 管理技術 栽培技術 挿し木 トマト |